美容と健康

    腕に赤紫色の【しこり】?!【皮膚線維腫】と分かるまでと手術の体験記

    【皮膚線維腫】という腫瘍をご存知でしょうか?

    今から3〜4年前のことですが、夏に、右腕(肩と肘の間)を蚊に刺されました。

    いつもは蚊に刺されても自然と治っていたので、そのまま放置していたのですが、そのときだけは、何故か痒みが続き、なかなか治りませんでした。

    それでも仕事が忙しかったせいか、蚊に刺された跡なんて気にせず、毎日時間に追われ、月日が経過していきました。

    3ヶ月位経ったとき、まだ蚊に刺されたところが治っていないことに気付き、驚きました。

    治っていないというより、赤紫色のしこりになっていました。

    この【しこり】が、【皮膚線維腫】だったのです。

    この記事では、わたしが体験した【皮膚線維腫】の発見から手術までを書こうと思います。

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    【皮膚線維腫】ができる原因

    わたしは虫刺されが原因で【皮膚線維腫】ができてしまったようですが、原因は虫刺されだけでは無いようです。

    赤紫色っぽい【しこり】ができていたら、放置せず、一度皮膚科に行かれることをおすすめします。

    【皮膚科】選びは慎重に

    【しこり】になっていることに気付き、初めて皮膚科で診てもらったのですが、そのときの診察結果は【ケロイドの一種】とのことで、治らないと言われました。

    その後、たまに痒みがでる【しこり】がストレスのまま(見た目にも気になりました)3〜4年過ごしました。

    なんだか少し大きくなっているように感じ、不安になり、再度、違う皮膚科に行ってみました。

    すると、「このしこりは手術で取れるはず。」と形成外科を紹介されました。

    そして、紹介された形成外科での診察結果が【皮膚線維腫】でした。

    その形成外科では、手術後、ガーゼでぐるぐる巻きにする状態が3ヶ月続き、運動も控えなければいけない為、手術の時期は考えたほうが良い(冬が適している)と言われました。(カウンセリングだけでしたが、皮膚線維腫の手術がとてもハードルの高いものに感じ、ネガティブな気持ちになりました。)

    冬に手術をする。と決めたのですが、手術をするなら、上手な先生に担当してもらいたいと思い、色々と調べてみました!(やっとしこりの正式名称が分かったので、ネットで色々と調べてみました)

    最終的にわたしがお世話になることになったのが、【はなふさ皮膚科】でした!

    診察結果が納得いかなかったり、曖昧だったりした場合、違う病院にも行ってみた方が良いと思いました!

    病院によって、きっと得意分野もあるでしょうし、自信を感じた病院で手術をされることをおすすめします。

    わたしは、【皮膚線維腫】の手術をこなしている件数が多かった【はなふさ皮膚科】に決めました!

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    【皮膚線維腫除去】①カウンセリング

    手術をお願いしたい病院が決まり、【皮膚線維腫】除去への道が開けました^^

    【はなふさ皮膚科】は初めて伺う病院でしたので、【皮膚線維腫】を取り除くためには、合計3回通う必要がありました。

    まずは、【カウンセリング】。

    電話で事前予約をし、カウンセリングをしてもらったところ、やはり、【皮膚線維腫】との診断。カウンセリング後にそのまま手術をすることもできると言われ、今までの病院とは全く違う対応でした。

    【皮膚線維腫】はだんだん大きくなる可能性があるので、早めに取り除いた方が良いとのこと。

    【皮膚線維腫除去】に対して、とても高い壁を感じてしまっていましたが、「大した手術じゃないかも!」と思えました^^

    今回は、そのまま手術をせず、別日に手術の予約をして帰りました。

    初診料(血液検査含む)¥2230

    ※手術の為に血液検査が必要とのことで、【B型肝炎】【C型肝炎】【梅毒】の検査をしました。

    【皮膚線維腫除去】②手術

    後日、手術の為、再度病院に行きました!(2018.12月)

    【皮膚線維腫】の部分が服から出るよう、トップスを脱ぎ、インナーのヒートテックの首部分から右腕のみを出し(遠山の金さんのようなスタイルです)体全体にタオルをかけてもらい手術が行われました。

    手術の流れ

    ①麻酔の注射(数カ所にブスブスと刺し、チクッとしました)

    ②その後、皮膚をカットし、皮膚線維腫を摘出

    ③縫い合わせる

    手術自体は15分程度で終わったと思います。

    麻酔が効いているので、全く痛くなかったです!

    手術前の状態を写真に撮るのを忘れてしまいましたが、2センチくらいの赤紫色のしこりでした。

    傷口を綺麗に治すため、6センチくらいの舟形にカットされ、縫い合わされていました。

    皮膚線維腫の周りをグルっと取り除いてもらっているので、ホルマリンに入っている写真は、わたしの皮膚と脂肪が映っていますが、中に皮膚線維腫があるそうです。

    手術後は傷口をカーゼでおさえた状態で、大きめのテープを貼ってもらいました。

    手術当日は、傷口を濡らしてはいけないとのこと

    また、飲酒や運動も禁止

    手術翌日以降は、テープ・ガーゼを全て取り、泡でしっかりと洗う

    ※入浴の際、傷口は湯船につからないようにする

    保湿成分の塗り薬を傷部分に塗り、絆創膏で保護する

    【痛み止め】と【抗生物質】の飲み薬を処方されますが、【抗生物質】の飲み薬は必ず飲みきらなければいけません。

    わたしは【痛み】があまりなかったので、【痛み止め】は飲みませんでした。

    手術翌日以降(24時間経過後)は運動もオッケーとのことでしたが、なんとなく、ホットヨガのようなハードな運動は控えました。

    再診料(手術費用含む)¥7300

    薬代(飲み薬・塗り薬)¥680

    ※絆創膏は処方されなかったので、自分で買いに行きました

    ▼わたしが使った絆創膏 見た目も綺麗で、剥がしやすく、使いやすかったです^^

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    【皮膚線維腫除去】③抜糸

    手術から1週間後に抜糸に行きました。

    所要時間は2〜3分程度でした。

    抜糸後は、絆創膏を貼る必要もないそうで、特に気をつけることも無いそうです!

    ただ、傷口が開いてしまうような動きはしないようにとのことでした。

    抜糸後、数日間はなんとなく傷口が心配で、思いっきりストレッチをするなどができませんでしたが、普通に生活していました^^

    再診料 ¥380

    【皮膚線維腫】手術後の状態

    手術から3週間後の状態

    病院のアドバイス通り、何も気にせず、そのまま普通に生活しています^^

    今のところ、何も異常は感じません。痛みもありません。

    今後、傷跡がどのように治ったのか、また載せようと思います!

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    【皮膚線維腫】まとめ

    いかがでしたか?

    虫刺されを甘くみてはいけません…刺されたら、きちんと消毒したり、お薬を塗るべきですね!

    そして、もしも突然、赤紫色のような、褐色のような【しこり】ができたら、それは【皮膚線維腫】かもしれません。

    【皮膚線維腫】は手術で取り除くことができます!

    ですが、病院によって診断やアドバイスが違うので、納得できる病院を探し、できるだけ綺麗に治してくれる先生を見つけましょう!

    【皮膚線維腫】はだんだん大きくなる可能性があるので、わたしみたいに3〜4年も放置せず、傷口が小さくて済むよう、できるだけ早く取り除いた方が良いと思います^^

    これらの情報が【皮膚線維腫】で悩んでいる方の参考になれば嬉しいです!!

    ▼【ホクロ】除去についてはこちら

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    sachi
    30代主婦。趣味は海外旅行と美容。ブログにおける主な担当分野は旅行や食べ歩き等のレポート。

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