2007年にJALが加盟した事により、日本でも知名度がグッと上がった航空連合(アライアンス)である「ワンワールド」
今回は、ワンワールドの加盟航空会社や、その特徴などをまとめていきます。
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ワンワールド 加盟航空会社 一覧
ワンワールドは世界各地の15の航空会社が加盟しています。エリアごとに、加盟航空会社を見ていきましょう。なお、ここ数年で加盟したり、脱退したりした航空会社については、カッコ内にその年を記載しています。
日系 ワンワールド加盟航空会社(1社)
- JAL
JALのマイルについては、こちらの記事にくわしくまとめています
アジア系 ワンワールド加盟航空会社(3社)
- キャセイパシフィック航空 (傘下にキャセイドラゴン航空)[香港]
- マレーシア航空[マレーシア](2013年に加盟)
- スリランカ航空[スリランカ](2014年に加盟)
南北アメリカ系 ワンワールド加盟航空会社(3社)
- アメリカン航空[アメリカ]
- ラン航空[チリ]
- TAMブラジル航空[ブラジル](2014年に加盟)
ヨーロッパ系 ワンワールド加盟航空会社(5社)
- エアベルリン[ドイツ]
- ブリティッシュエアウェイズ[イギリス]
- イベリア航空[スペイン]
- フィンランド航空[フィランド]
- S7航空(シベリア航空)[ロシア](2010年に加盟)
——2017年8月追記——
ドイツのエアベルリンは、2017年8月に、破産申請をしました
ドイツ政府などの支援を受けながら運行は続けるそうですが、注意が必要です
▼詳細は下記の記事で
https://fu-fu.blog/airberlin-bankrupt/
——2017年8月追記-ここまで—–
オセアニア系 ワンワールド加盟航空会社(1社)
- カンタス航空[オーストラリア]
アフリカ/中東系 ワンワールド加盟航空会社(2社)
- ロイヤルヨルダン航空[ヨルダン]
- カタール航空[カタール](2013年に加盟)
今後、ワンワールドに加盟すると発表している航空会社(0社)
2017年6月現在、ワンワールドに加盟を発表している航空会社はありません。
過去に、ワンワールドに加盟していたが、現在は脱会している航空会社(2社)
- カナディアン航空 [カナダ](2000年に脱会)
- エアリンガス航空 [アイルランド](2007年に脱会)
ワンワールドの特徴1:フラッグキャリアが多く加盟
続けて、ワンワールドの特徴を見ていきましょう。航空連合(アライアンス)として最大の特徴は、数多くのフラッグキャリアが加盟していることです。
フラッグキャリアとは、国を代表する航空会社のこと
フラッグキャリアとは、その名の通り、フラッグ(国旗)を載せたキャリア(航空会社)のことです。国営のフラッグキャリアもありますし、JALのように民営化されている航空会社もありますが、共通して言えるのは、その国を代表する航空会社であるため、どこもサービスなどに力を入れているということです。一部、例外もありますが基本的にフラッグキャリアを選べば、そこまでサービスが悪いという思いをすることも少ないでしょう。
ワンワールドには、世界各地のフラッグキャリアが集結!
JAL(日本)、キャセイパシフィック航空(香港)、ブリティシュ・エアウェイズ(イギリス)、カンタス航空(オーストラリア)など、ワンワールドには、世界各地のフラッグキャリアが多く加盟しています。つまり、ワンワールドはそれだけサービスが安定していると言えるかもしれません。
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ワンワールドの特徴2:比較的料金が高めで格安旅行には向かない
ワンワールドに加盟している航空会社は、比較的料金が高い航空会社が多いです。そのため、格安旅行やツアーなどをよく利用するという方は、マイルを貯めにくいと言えます。
そんなワンワールドの中でも、料金面で非常に魅力的なのは、ワンワールドに加盟したばかりの新入り「カタール航空」です。カタール航空は、航空会社の調査・格付けなどを行うスカイトラックス社で、何度も「世界一の航空会社」に選ばれたことがある名門です。
そんなカタール航空ですが、実はセールは結構安いんですよね。例えば、私も2017年6月に東京からミラノまでの航空券を4万円台でGETしました^^ ちなみに、4万円台というのは燃油サーチャージ、諸税込のトータルの料金ですので、間違いなく格安です!
このカタール航空の登場により、ひと昔前までは、格安旅行には向かないと言われ続けたワンワールドにも少し変化が起こってるかな?と個人的には感じています。
ワンワールドの特徴3:マイル加算率に大きな差がある
ワンワールドの特徴3つめは、マイル加算率です。ワンワールドに加盟する航空会社の場合、どこの航空会社にマイルを貯めるか?で、フライトマイルの加算率に大きく差がある場合が多いので注意が必要です。
A社でマイルを加算する場合には、フライトマイルの100%加算なのに、同じ路線を同じチケットで、B社でマイル加算する場合には、フライトマイルの25%しか貯まらない!なんてこともあります。ワンワールドでマイルを貯める場合には、事前に航空券の種類や各社のマイル加算率をチェックする必要があります。
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ワンワールドの特徴4:日本人には嬉しいJALが参加している!
我々日本人にとって、最大の特徴はココかもしれません。2007年にJALがワンワールドに加盟したことにより、日本人にとってワンワールドは非常に身近な航空連合(アライアンス)となりました。
JALが加盟しているということは、JALと提携しているPontaなどのポイントでも、マイルを貯めることができるわけですし、JALと提携しているクレジットカードを使って、マイルを貯めることもできます!
ANAに比べると、JALはフライト以外のポイントサイトなどでマイルが貯めにくい傾向があります。個人的には、今後JALがフライト以外でのマイル獲得へ向け、どう改善していくのか?に注目しています。当ブログでも、何かJALから発表があり次第、お知らせしていきますね!
ワンワールドのライバルとも言えるスターアライアンスやスカイチームは、こちらの記事で紹介しています。
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