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    【用語解説】マイルを貯めるために重要な航空券の予約クラス(ブッキングクラス)とマイル加算率ってなに?

    マイルを貯めていて、初心者が疑問に感じることの1つに、

    • 予約クラス(ブッキングクラス)
    • マイル加算率

    があります。今回は、この2つの用語を、できるだけわかりやすく解説していきます。

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    予約クラス(ブッキングクラス)と搭乗クラス(ファースト/ビジネス/エコノミー)は違う

    飛行機は、

    • ファーストクラス
    • ビジネスクラス
    • エコノミークラス

    と、料金やサービスによって、席が分かれています。最近はエコノミーよりちょっと上のプレミアムエコノミーなんて席も出来てきたりしていますよね。間違わないで頂きたいのは、予約クラス(ブッキングクラス)は、これらの席とイコールではないということです。

     

    予約クラス(ブッキングクラス)は、航空券の予約の属性を表すもの

    では、予約クラス(ブッキングクラス)とは、何なのか?

    一言で言うと、予約の属性を表すものだと思って下さい。

     

    予約クラス(ブッキングクラス)は、アルファベット大文字1文字で表記

    そして、予約クラス(ブッキングクラス)は、どのクラスであったとしても、必ずアルファベット1文字で表記されています。この1文字にその搭乗券の予約情報などが全て入っているイメージです。

    例えば、エコノミークラスの場合、予約クラス(ブッキングクラス)が「Y」となる場合もあれば、「N」となる場合もあります。予約クラス(ブッキングクラス)が「Y」だった場合、「このチケットは、エコノミーの正規運賃(定価)で購入されたものです」という意味なのです。

     

    そして、同じエコノミークラスでも、予約クラス(ブッキングクラス)が「N」だった場合は、「このチケットは、格安ツアーを利用している航空券です」という意味の場合が多いですね。

     

    つまり、同じエコノミークラスであっても、

    • どのようなルートで
    • どのくらいの割引率で
    • どうやって購入したか?

    によって、予約クラス(ブッキングクラス)は変わってくるというわけです。当然、予約クラス(ブッキングクラス)によって、便の変更ができるか?とか、キャンセルした場合に返金がいくらあるか?などの細かいルールも全て変わってきます。

     

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    予約クラス(ブッキングクラス)は、航空会社によって設定が違い、種類もルールも膨大!

    そして、ここがわかりにくい点なのですが、先程の「Y」や「N」のように、ほぼ全航空会社共通になっている予約クラス(ブッキングクラス)もあるのですが、そうではなく、独自の設定をしている場合もあります。

     

    つまり、どの予約クラス(ブッキングクラス)が、どんなルールなのか?を全て把握し、覚えるのは、素人には不可能ですので、航空券を買う時に、その都度、チェックする事をオススメします。

     

    マイル加算率とは、どのくらいの%でマイルが貯まるか?を表す

    続けて、マイル加算率ですが、マイル加算率とは、その名の通り、「どのくらいマイルが加算されるか?」を表します。基本的にマイル加算率は%で表記されます

     

    例えば、東京~ニューヨークは10084マイルの距離があります。この区間で、マイル加算率が100%だったとすれば、10084マイル×100%で10084マイル貯まります。

    同様に、東京~ブリュッセルは9090マイルです。この区間で、マイル加算率が50%であれば、9090マイル×50%で3030マイルが貯まるということです。

     

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    予約クラス(ブッキングクラス)によって、マイル加算率が変わる!

    そして、マイル加算率は、予約クラス(ブッキングクラス)によって、変わってきます。例えば、ANA便のエコノミークラスを利用して、ANAマイレージクラブにマイルを貯める場合は、下記のような表が、公式サイトに載っています。

    利用したエコノミークラスの予約クラス(ブッキングクラス)がYであれば、100%貯まりますが、Kだった場合は、30%しか貯まりません。また、先程書いたように、格安ツアーなどを利用し、予約クラス(ブッキングクラス)が、Nだった場合は0%(加算対象外)となってしまいます。

     

    これは、ANAに限らず、全ての航空会社で、それぞれにマイル加算率を設定し、公開していますので、飛行機のチケットを取ったら、確認しておくことをオススメします。

     

    予約クラス(ブッキングクラス)が一緒でも、加算先のマイレージプログラムによってマイル加算率が違う場合がある!

    更に注意が必要なのは、同じ路線を、同じ予約クラス(ブッキングクラス)の航空会社で飛んだ場合、どこのマイレージプログラムに加算するか?によって、マイル加算率が違ってくる点です。

     

    例えば、先程の東京~ニューヨークをANAのエコノミークラスで飛んだ場合を見ていきましょう。今回は、安めのチケットを購入したため、予約クラス(ブッキングクラス)はKだったと仮定します。

    これを、ANAマイレージクラブに加算した場合、先程の表の通り、マイル加算率は30%となります。一方、ANAと同じスターアライアンスに加盟するユナイテッド航空/マイレージプラスに加算した場合を見ていきましょう。ユナイテッド航空/マイレージプラスでは、ANA便の予約クラス(ブッキングクラス)がKだった場合、加算率は25%という決まりがあります。

     

    つまり、同じ路線を、同じ料金、同じ予約クラス(ブッキングクラス)で飛んでいるにも関わらず、ANAマイレージクラブにマイルを加算した方が、5%得をするというわけです。

     

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    まとめ

    1:予約クラス(ブッキングクラス)とは、航空券の種別を表すアルファベット1文字の物を言い、エコノミー、ビジネス、ファーストなどの座席の区分とは異なる。

     

    2:予約クラス(ブッキングクラス)によって、マイル加算率が違う

     

    3:同じ予約クラス(ブッキングクラス)であっても、どのマイレージプログラムに加算するか?によって、マイル加算率が違う場合があるので、注意が必要

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    ABOUT ME
    phuuu
    30代自営業。趣味は海外旅行と投資。 ブログにおける主な担当分野はマイル/ポイント/クレジットカード/お得な海外旅行の行き方/投資/資産運用など

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