最近は、日本でもどんどんLCC(ローコストキャリア)が増えてきています。いつもはレガシーキャリアを使っているけど、初めてLCC(ローコストキャリア)を利用するという方向けに、LCC(ローコストキャリア)で無料のサービス、有料となるサービスをまとめてみました。
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LCC(ローコストキャリア)で有料のもの1:座席指定
基本的にLCC(ローコストキャリア)では、座席指定は有料です。例えば、3人同時に予約して、航空券を購入した場合であっても、有料の座席指定をしなかった場合、3人バラバラの席になることもよくあることです。
お友達やご家族など、複数人数で旅行する際、せっかくですから、隣同士になりたいですよね。大手の航空会社の感覚で、「座席指定は当日、空港でしよう」と思っていると、バラバラの席になってしまうこともありますので、出来る限り、座席指定は航空券を購入する時に、同時にするようにしましょう。
足元が広い席はプラス料金で
写真は、エアアジアの「ホットシート」と呼ばれる足元の広い座席です。エアアジアの場合は、非常口近くの席をホットシートとして、少し高めの料金設定をし、売り出しています。
エアアジアに限らず、多くのLCC(ローコストキャリア)では、エアアジアのホットシートのように、足元が広い席を売り出しています。いずれも数百円~数千円のプラス料金で、これらの席を指定できるようになります。
LCC(ローコストキャリア)は、座席が狭いからイヤ!と感じていらっしゃる方は、このような足元が広い座席を、事前座席指定をする時に、指定するのが良いと思います。
LCC(ローコストキャリア)で有料のもの2:荷物の預入
LCC(ローコストキャリア)では、荷物の預入も基本的に有料です。機内に持ち込める荷物も制限がある場合がほとんどです。機内に持ち込める荷物の個数や重さの制限は、各航空会社によって違いますので、事前に確認し、それをオーバーするようであれば、有料の荷物預入をする必要があります。
当日購入は割高なので、事前予約を
さらに注意が必要なのは、荷物の預入は、当日だとかなり割高になる点です。航空券の購入時など、事前に予約をしておくと安くできるのですが、当日、「あれ!?荷物が思ったより重かった」となり、その場で追加購入すると、数千円かかる場合も多く、びっくりすることになります。
日本国内線なら、当日購入するより宅配便の利用を
ちょっと裏ワザ的なやり方になりますが、LCC(ローコストキャリア)で当日、荷物預入をするくらいなら、宅配便を使った方が安価です。ほぼ全ての空港に、宅配便を送れる所はあるはずですので、そちらの利用を検討するのも良いかもしれません。
ただ、宅配便ですから、目的地に飛行機が着いた時に受け取るのではなく、指定した住所に送られてきますので、この点は注意が必要です。旅行などの際の復路、お土産がかさばり、重量オーバーになってしまった場合などに、宅配便を検討するのがオススメです。
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LCC(ローコストキャリア)で有料のもの3:優先搭乗
レガシーキャリア(通常の航空会社)で上級会員になったりすると、他の乗客よりも優先的に飛行機へ搭乗させてもらえるということがあります。この優先搭乗も、LCC(ローコストキャリア)の場合は、有料です。
良い席を予約するとセットでついてくる場合や、そもそも優先搭乗がない場合も…
先程、お伝えした足元の広い席などの良い席を予約した場合、優先搭乗がセットでついてくる航空会社もあれば、そもそも優先搭乗を実施していない航空会社もあります。このあたりは、各航空会社で、かなり違いがありますので、優先搭乗をしたい場合は、航空券を購入する時に、確認しておく必要がありますね。
LCC(ローコストキャリア)で有料のもの4:毛布(ブランケット)&枕(ピロー)
写真はエアアジアの「コンフォートキット」という商品です。エアアジアは、毛布(ブランケット)や枕(ピロー)、アイマスクなどをセットで販売しています。LCC(ローコストキャリア)の場合、機内が寒くても、毛布(ブランケット)の貸出はありません。基本的に買わないといけないので、注意が必要です。
機内購入は割高なので、事前購入や持ち込みがオススメ
また、機内購入は割高です。事前に空港などで購入するか、自分が使い慣れたものを持ち込む方が、絶対にオススメですね。最悪の場合などは、機内で購入しようとしても、商品が売り切れていて、買えないということもありますので、女性の方などで機内で寒いと感じる事が多い方は、必ず登場前にご用意ください。
個人的には、この2つをいつもエコノミークラスに搭乗するときには、持ち込んでいます。ちょっとかさばりますが、長距離の場合はこういうアイテムがあるかどうか?でかなり快適度が違ってきますからね~
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LCC(ローコストキャリア)で有料のもの5:機内で飲むドリンクや機内食
基本的にLCC(ローコストキャリア)の場合、機内での飲み物や食事は全て有料です。大手の航空会社のように、全員に無料で配られることはありませんので、フライト時間が長い場合などは特に、注意が必要です。
特に、温かい食べ物を注文したいと考えている場合は、事前に予約が必要なケースがほとんどです。「7時間のフライトなのに、温かい食べ物が注文できず、サンドイッチしか食べられなかった」ということのないよう、長距離フライトの場合は、航空券購入時に、機内食も予約することをオススメします。
また、あまり知られていないことですが、LCC(ローコストキャリア)であっても、薬を飲むための水は、無料でもらうことができます。酔い止め薬を飲み忘れたなどで、機内で水が欲しい場合は、薬を飲みたいと伝えると、ほとんどの場合、無料の水をもらえます。
機内持ち込みの制限がある場合も
もう1つ、注意が必要なのは、機内への持ち込みを制限しているケースがあることです。機内へのアルコール類の持ち込みが禁止とか、持ち込みはOKだけど、呑んではいけないとか、各航空会社によって、そのルールも様々です。
このようなルールも、事前に確認しておかないと、いざ搭乗という時に、トラブルになりかねませんから、機内へ持ち込みを考えている方は、必ず事前に調べるようにしましょう。
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